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写真かと思った!パースはどのようにして作られるの?

その他 2021-11-28
写真かと思った!パースはどのようにして作られるの?

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この記事のポイント

  • パースとは、完成予想図のこと
  • パースを作る工程は3つ
  • パースを作るメリット

みなさんは「パース」という言葉を聞いたことがありますか?

建築や不動産業界の間ではよく聞くワードですが、一般的にはあまり知られていない言葉かもしれませんね。

実はこの「パース」は、オフィスを作るうえでとても大切なものの1つです。
パースの作り方やメリットを知れば、これまでなんとなく見ていた図面も、よりわかりやすくなるかもしれません。

今回はパースがどうやって作られるのか?パースの種類、メリットなどをご紹介します。

パースとは、完成予想図のこと

パースとは簡単にいうと、完成予想図のことです。
ただ、平面的な図面ではなく、立体的に描かれるため、ぱっと見たときにより具体的にオフィスをイメージできます。

よくマンションのCMや広告などで「完成予想図」として出てくるもの、といったら想像がつくでしょうか。

あの図があると、平面で書かれているだけでは想像できなかったオフィスも、リアリティあるものとしてイメージできるようになると思います。

大きく分けて、手書きで書かれるものとコンピューターを使ってCGで作られるものの2種類があり、それぞれ「手書きパース」「CGパース」とよばれます。

パースは厳密な手法に基づいて書かれていて、見ている人の目もしくはカメラから見える位置関係で描かれています。
そのため、ほんとうにそこに立って見ているような奥行を感じることができます。

パースを作る工程は3つ

今回は、CGパースを作る工程について、ご紹介します。

1.モデリング

モデリングとは、設計した建築物を3Dデータとしてデジタル上に起こしていく作業のことです。
モデリングソフトを使って、図面を作っていきます。

コンピューターグラフィックス、と聞いて思い浮かべるような作業が、このモデリングです。
いろいろなソフトを用いて、コンピューター上に模型を組み立てていくようなイメージですね。

2.レンダリング

レンダリングとは、モデリングで作成したデータをよりリアルにするため、壁の質感や光の反射など、その空間全体を色付けしていく作業です。

モデリングだけでもオフィスはイメージできますが、光や影はモデリングソフトでは作れず、全体的にのっぺりした図形になってしまいます。

完成予想図として、もっとその空間を感じられるようなパースにするためには、レンダリングは欠かせない作業です。

3.レタッチ

レンダリングでオフィスのリアリティを出した後は、建物周辺の景色や家具などをレタッチで合成していきます。

これをすることで、より説得力のあるパースに仕上がります。

オフィスが建っている景色や人がその中でどのように過ごしているかなど、
設計士のイメージを鮮明に伝えることができるので、お客様側としても見やすいパースになります。

レンダリングのソフトではできない細かな調整も、このレタッチの段階で行います。

パースを作るメリット

パースを作ることには、3つのメリットがあります。

1.完成を予想しやすい

設計士には、はっきりと完成予想図が頭にイメージが描けていたとしても、それがお客様に完璧に伝わっていないとご希望に沿ったものは作れません。

平面図だけではどうしても細かな部分まではイメージをすり合わせることが難しいですが、パースを作ることでお互いのイメージを共有しやすくなります。

オフィス周辺の様子も作れるので、実際に建てたときに周りの景色に馴染むか、外観はどう見えるかなどもわかり、オフィス全体を想像できます。

2.変更を伝えやすい

オフィスを建てるときに一番避けたいのが「思っていたのと違う」ということです。

一度建ててしまったものは、簡単に変えることができないので、そうならないためにもイメージのすり合わせというのは入念に行っておきたいですよね。

ですが、間取りなどの図面だけだと、専門家ではない限り立体図としてイメージすることが難しく、
自分の思った通りのオフィスになっているのかどうかわかりにくいまま、計画が進んでいってしまいます。

パースがあるとココを変えてほしい!とピンポイントで変更を伝えることができるので、設計士にとってもお客様の要望を確実にくみ取れ、お互いにとって良いことばかりです。

3.デザインを見比べられる

コンペ形式でオフィスを作っていく際には、社内でデザイン案を見比べながら決めていきたいですよね。

その際にパースがあれば、今まで打合せに参加していなかった人でもぱっと見てイメージがつくので、自分の意見を出しやすくなります。

パースには、オフィスの空気感やインテリアのテイストなども含んで書かれるので、より理想に近いものを選ぶことができます。

パースを作ることは、設計士にとってもお客様にとっても良いことばかり!

よりリアルにオフィスの完成予想図をイメージできるだけでなく、気になったところを気になったときに修正していけるので、
スケジュールに遅れが出たり、工事後にイメージと違うというトラブルも防ぐことができます。

理想のオフィスを作るために、ぜひパースをかしこく活用してください。

オフィスの設計、建築などをお考えの方は、ぜひミライズワークスまでご相談ください。
その他のことでも、オフィスのことならどんなことでもお気軽にご相談いただけます。

いまのオフィスにお悩みの方、オフィスの建て替えを考えられている方も、ぜひ一度ミライズワークスまでご連絡くださいませ。

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