オフィスづくりのプロ、ミライズワークスが運営する「MIRAIZ PLUS」 家具のご購入はもちろん、オフィスの移転相談もお気軽にご相談ください!

CATEGORY

  1. TOP
  2. メディア
  3. 小規模なオフィスをおしゃれにデザインするポイントとは?

小規模なオフィスをおしゃれにデザインするポイントとは?

内装工事・空間デザイン 2024-09-27
小規模なオフィスをおしゃれにデザインするポイントとは?

PICK UP

この記事のポイント

  • おしゃれな小規模オフィスづくりのポイント
  • 小規模オフィスのメリット

近年、オフィスは部門の垣根を越えて社員同士がコミュニケーションを取りやすいレイアウトや、社員の帰属意識を高めるようなおしゃれでデザイン性のある空間が求められています。また、こうしたデザイン性の高いオフィスは社外へ発信することで採用活動にも影響を与えています。このコラムでは、小規模なオフィスでも実現可能なおしゃれなオフィスデザインについてお話しします。

小規模なオフィスとは

「小規模オフィス」に明確な定義はありませんが、一般的にワンルームや2〜3部屋で構成されるオフィスで、従業員数が10名未満のものを指します。

労働安全衛生法に基づいた規則では、1人あたりに必要な面積は1.4坪と定められており、10名のオフィスと仮定すると、14坪になります。そこに会議室やエントランスなどを設けるのでおおよそ2倍した30坪以下が小規模オフィスと考えられています。

この形態のオフィスは、弁護士事務所をはじめとする個人の専門家の事務所や、スタートアップやベンチャー企業など創業して間もない企業に特に需要があります。

合わせて読みたいコラム

おしゃれな小規模オフィスづくりのポイント

小規模オフィスをおしゃれにデザインするためには、ポイントを押さえて計画をすることが大切です。ここからは、特に重要なポイントを3つに絞ってご紹介したいと思います。

オフィス家具や必要な空間を整理する

小規模オフィスは、大規模なオフィスに比べると圧倒的に余剰スペースが限られています。不要と考えられるオフィス家具や必要とする空間を整理することで、おしゃれなオフィスデザインをつくることが可能となります。

<会議室・応接室>

会議室と応接室をそれぞれ設けている場合でも、同時に使用することがないのであれば、内装やレイアウトを工夫して1室のみにする方がスペース効率は上がります。
最近の応接室は、オーセンティックなローテーブルと座面が低いソファの組み合わせよりも、少しハイグレードなオフィスチェアを設えたテーブルタイプの応接室の方が人気があります。
このようなデザインにすることで、普段は会議室として利用しておき、必要に応じて応接室としても利用することが可能となります。
また、来客がなく少人数のオフィスであれば、会議室を設けるのではなく、リフレッシュスペースを兼ねたミーティングスペースtとして活用することも提案の1つです。

<執務室>

リモートワークを取り入れている企業の場合は、全員が同時に出社することも少ないため、全員分のデスクを準備していると、無駄なスペースが生まれてしまいます。出社率に合わせて、フリーアドレス席を採用すると空間を有効に活用することが出来ます。また空いたスペースにリフレッシュスペースを配置するなど自由度が広がるので機能的でデザイン性の高いオフィスを作ることが可能となります。

<収納>

ペーパーレス化も進み、書類もデータでの保管が多くなっているため、業種によっては以前ほど収納が必要ではないケースも増えています。
また倉庫のように間仕切で空間を区切るのではなく、デザイン性の高い「見せるタイプの収納」を活用することでおしゃれな空間にすることも可能です。

オフィス家具やデザインを統一する

ペーパーレス化も進み、書類もデータでの保管が多くなっているため、業種によっては以前ほど収納が必要ではないケースも増えています。
また倉庫のように間仕切で空間を区切るのではなく、デザイン性の高い「見せるタイプの収納」を活用することでおしゃれな空間にすることも可能です。

<内装に合わせて全てを新しくする>

内装のデザインにあわせて、オフィス家具も全て新しくする方法があります。メリットは、オフィス家具を含めてトータルでデザインを考えることが出来るのでイメージ通りのオフィスを作ることが可能です。また小規模オフィスは、新規で購入する数も少なくて済むため購入費用を抑えることができます。

<一部のオフィス家具を流用する>

現在利用しているオフィス家具と同様の商品を購入できる場合は、追加購入をすることでデザインを統一することも可能です。また、デザインが揃っているチェアなどがあれば、会議室に流用することで、費用を節約しながらおしゃれなオフィスをつくることが可能です。

理想のオフィスデザインをイメージする

規模に関わらず、理想のオフィスデザインをイメージすることが大切です。
イメージを言葉で伝えるのは難しいことなので、オフィスデザインを担当する会社に画像を共有することで共通の認識をもった上で自社の規模に合わせたデザインをすることができます。

小規模オフィスのメリット

小規模オフィスは大規模オフィスのように施工面積で単価を下げることはできませんが、小規模ならではメリットがあります。
ここでは、そんなメリットを紹介します。

<費用が抑えられる>

オフィスの規模が小さくなれば、もちろん賃料も抑えることができます。
敷金・礼金や仲介手数料などの初期費用も通常のオフィスより安価な
賃料を抑えずに物件を探す場合は、今よりもグレードの高いビルや立地条件の良いオフィスを選ぶことも可能になります。
また、オフィス家具の必要数も少なくなるので費用の削減につながります。数が少なくなる分、グレードの高いチェアを揃えるなども生産性向上につながるため有効です。

<コミュニケーションが取りやすい>

従業員数にあわせた適切な規模のオフィスであれば、動線が短くなり作業効率の向上や、従業員同士のコミュニケーションの活性化につながります。

小規模オフィスの施工事例

株式会社インターナショナルエアーカーゴーシステムインク 大阪営業所様

エントランスには、同社の国際空港貨物事業をイメージして航空機の尾翼を思わせるデザインを取り入れました。
立体感を持たせたデザインやクロスの貼り分けをするなど工夫することで、小規模でもおしゃれで印象的なオフィスをつくることが可能です。

株式会社エー・ジー・ジェイ 様

オフィス全体をホワイトとグレーを基調にしてシンプルで上品な空間に仕上げました。
エントランスの壁面には、レンガが一部剥がれ落ちたようなデザインの中に、コーポレートサインが浮かびあがるようにデザインをしています。

まとめ

小規模オフィスをおしゃれにデザインすることは、限られたスペースの中で最大限の機能性と美しさを引き出す挑戦ですが、それによって得られるメリットは大きいです。整理された空間や統一感のあるオフィス家具は、従業員の効率やコミュニケーションを向上させるだけでなく、企業のイメージアップにもつながります。さらに、費用面でも合理的に運用できる点が魅力です。理想のオフィスを実現するためには、綿密な計画とクリエイティブなアプローチが欠かせません。小規模オフィスの特徴を活かし、独自の文化やブランドを反映したデザインで、働きやすい環境を作り上げましょう。

ミライズワークスでは、物件を最大限に活かした機能性とデザイン性の高いオフィスを提供しています。オフィスづくりの際はぜひご相談ください。


このコラムを書いたのは

【株式会社ミライズワークス】
東京や大阪を中心に、オフィス移転や新規開設のオフィスデザイン・レイアウト設計をしています。
コラムではオフィスづくりで培った経験をもとにオフィスにまつわる情報を発信します。

企業情報を見る