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この記事のポイント
- パーテーション?パーティション?ほんとはどっち?
- パーティションは固定しているものばかりなのか?
- ガラスパーティションの特徴とは?
- ガラスパーティション4つのメリット
- ガラスパーティション4つのデメリット
- オフィスのことならプロにおまかせ!なんでもご相談ください!
これも大げさな言い方でもなく、筆者も商談や訪問でたくさんの企業様に行くことが多いですが、パーティションのない会社は今まで見たことがありません。
それぐらい、デスクやチェアにも負けずとも劣らないくらいの重要性が、「パーティション」にはあります。
パーティションの置き方、設置の仕方一つで、オフィスの快適性や生産性の無限大のバリエーションを生むことができます。
そんなパーティションの種類と、その特徴、適用場面などを解説していきます。
パーテーション?パーティション?ほんとはどっち?
オフィス施工業界にとっては「パーティション」が常識になっていて、当サイトでも「パーティション」の表記で統一します。
しかし、オフィス家具販売業界のサイトなどを見ていますと、「パーテーション」といった表記も数多くありますので、
一概に間違っていると断定できるものではなく、どちらの言葉でも同じイメージを持っておく必要があります。
パーティションは固定しているものばかりなのか?
パーティションは固定しているものを見ることが多いですが、引き戸になっていて、
出入り口としても機能するパーティション、収納を兼用しているパーティションなど、パーティション的な機能もうまく使うと省スペースや動線の向上など、色々なオフィスの問題を解決するポテンシャルを持っています。
ガラスパーティションの特徴とは?
ガラスパーティションとは、ガラスで壁を造る間仕切りのことです。
本来パーティションとは、見えないように仕切って目隠しをする役目の場合がほとんどです。
ですが、ガラスパーティションは、模様によって変化する光の反射やガラス越しの景色など、ガラスの特性を生かした魅せる仕切りとして使用することができます。
サイズもローパーティションからハイパーティションまであり、間仕切りから個室空間まで様々なレイアウトに取り入れることができるのも特徴の一つと言えるでしょう。
ガラスパーティション4つのメリット
ガラスパーティションのメリットは4つです。
種類が豊富
ガラスパーティションには、透明から半透明、つや消しなど、さまざまな種類がありますので、利用目的に合わせた選び方が可能です。
魅せる空間作りには、ガラスの中にブルーやブラウンの色が入ったタイプがよいでしょう。
また、ガラスパーティションは、ガラスと他の素材やカラーを自由に組み合わせることが可能です。
会議室や応接室などは一部をすりガラスにしている事例もあり、さまざまな用途で使用できる点がメリットです。
キズがつきにくい
ガラスパーティションは、硬い材質のため、アクリル板やビニールシートに比べて、キズがつきにくいです。
また、ガラスはその性質上、アルコールを使用しても割れたり、変色・変形することがありません。
綺麗に掃除・消毒でき、清潔感を保つことができるため、医療現場でも人気の素材です。
経年劣化もほとんどないガラスパーティションは、定期交換も不要で長期間使用することができるのがメリットです。
開放感がある
ガラスパーティションは、半透明でも外部の光を取り込むことができるため、オフィス内の風景を遮らず、開放感のある空間が演出できます。
特に、狭い部屋や窓のない場所に仕切りを作りたいときは、アルミやスチールパーティションのような圧迫感があるパネルではなくガラスがおすすめです。
デザイン性が高い
ガラスパーティションは、多種多様なガラスの模様があり、複数のガラスを組み合わせることで、オリジナルのパーティションを作ることができます。
モダンな空間からスタイリッシュな空間まで、企業イメージに合わせて空間を作り出すことが可能です。
ガラスパーティションは、「明るい」「おしゃれ」「清潔感がある」のようなポジティブな印象を作り出すことができますので、企業のイメージアップにも繋がる素材と言えるでしょう。
ガラスパーティション4つのデメリット
ガラスパーティションのデメリットは4つです。
割れやすい
ガラスパーティションは素材の性質上、割れやすいことがデメリットです。
他のアルミやスチールパーティションであれば、衝撃や地震にも耐えられることが多いですが、ガラスパーティションの場合は、亀裂や飛散してしまうケースもあります。
ガラスは割れると危険ですので、飛散防止フィルムで飛び散りを防ぎましょう。
また、強化ガラスで破片を全て小さな粒状にするのも一つの手段です。破片でケガをすることがないので、安全ガラスともいわれています。
導入費用が高い
ガラスパーテーションは、アルミやスチールパーティションに比べ取扱に注意が必要なため、費用がかかります。
ですが、透明ガラスやすりガラス、デザイン性の高いタイプなど、素材により費用もさまざまです。
●費用が高くてもデザイン重視
●費用をできるだけ抑えた空間作り
等、重視するポイントや選ぶガラスの種類によっても大きく変わりますので、予算の上限を決めプロに相談するのがよいでしょう。
視線が気になる
ガラスパーティションは、開放感がある一方、ガラス越しの視線が気になります。
全てのガラスを透明なタイプにしてしまうとセキュリティーやプライバシーの確保が難しいでしょう。
ですが、一部の室内に、スイッチによってワンタッチですりガラスのオンオフ切り替えが可能な「瞬間調光ガラス」や「瞬間調光フィルム」を活用すれば、プライバシーの確保も可能です。
ガラスパーティションは社内の見える化を実現でき、社員同士のコミュケーションを活性化するよい機会となるでしょう。
防音性が低い
ガラスパーティションは、アルミやスチールパーティションなどの金属製に比べ、音が漏れやすいです。
また、吸音性も低く、狭い部屋の場合は声が大きく聞こえてしまいます。
ですが、室内の音が反響しやすいので、ある程度広さを持った会議室の場合、音響装置を使用せずに会話することが可能です。
ガラスの厚みで変わる防音性は、ダブルガラスを導入することで高めることができるでしょう。
特に、床から天井まで続く背の高いタイプのパーティションであれば、会議や商談の声が外へ音漏れしにくい環境を作ることができ、プライバシー対策にも繋がります。
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このコラムを書いたのは
【株式会社ミライズワークス】
東京や大阪を中心に、オフィス移転や新規開設のオフィスデザイン・レイアウト設計をしています。
コラムではオフィスづくりで培った経験をもとにオフィスにまつわる情報を発信します。
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