【メーカー紹介Vol.3】イナバインターナショナル(株)

オフィス家具・インテリア 2021-11-23

イナバインターナショナルは国内の主要家具メーカーの一つで、本社は東京都渋谷区にある会社です。
また、東京本社と大阪支社にはショールームもあります。

1940年に稲葉製作所として創業、1975年に『100人乗っても大丈夫』の鋼製物置で有名になった会社になります。

スペースプランニング（オフィスレイアウト・デザイン）、ICTツールを活用したスマートオフィスや、フレキシブルに活用できるオフィス家具など、遊び心や自由度を取り入れた、個性的なオフィスが求められる昨今のニーズに対応する企業姿勢があります。

現在はローコストに特化した『一貫生産体制』の徹底、時代に即した考え方を取り入れた『スリムオフィス』計画などをメイン軸として活動する会社でもあります。

商品群は、グッドデザイン賞も多数受賞しており、サイレントブースである『Biz Break』や人間工学に基づいて設計されたエルゴノミクスチェア『Yera』“ 機能・快適性・美しさ”を兼ね備えたプレミアムオフィスチェア『Xair』等優良なものが多数あることも有名です。

Inabaだから安心、すべてお任せのオフィスづくり。

Pride [ 全てを自社で ]

ローコストを実現する一貫生産体制。
一般的なモノづくりの工場では、それぞれの工場でパーツを作った
り取り寄せたりと余分な工場間の輸送が多く発生し、その分、輸送
費（燃料）・梱包費がかかり、製品のコストに上乗せされています。
イナバでは「一貫生産体制」により全ての工程が同じ敷地内で行わ
れるため、余計な横持ちのコストを削減し、ローコストなモノづく
りを実現しています。

高品質を実現する、内製比率90％強。

素材調達から成型、塗装、組立、梱包、発送まで、全工程を自社で一括して行っています。パーツの一つ一つを社内で一貫生産することによって、品質の安定や経験の蓄積はもちろん、コストダウンやスケジュール管理など万全な体制が確立しています。

「良いモノを作ること」。それが創業以来の事業精神。

イナバは創業間もない頃から専用機を自社製作。
細部にいたるまで内製化することで、
独自の技術とノウハウを蓄積してきました。
「できることは自社で」「ないものは開発を試みる」。
そんなモノづくりスピリットがイナバの今日を形づくっています。

Design [ デザイン ]

使う人の気持ちになる。それが、長年愛用される機能美へとつながる。

すべての部品一つひとつにまで機能性とデザイン性を追求。見えない部分の設計にもこだわることで、
高い信頼性を実現しています。何年も積み重ねてきたモノづくりの思いが、製品の一つ一つに活かされています。

KEN OKUYAMA DESIGN
工業デザイナー
奥山清行
1959年山形市生まれ。
ゼネラルモーターズ社（米）チーフデザイナー、ポルシェ社（独）シニアデザイナー、ピニンファリーナ社（伊）デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン（米）工業デザイン学部長を歴任。フェラーリエンツォ、マセラティクアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等のデザインを手掛ける。
2007年より KEN OKUYAMADESIGN 代表として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、デザインコンサルティングのほか、自身のブランドで自動車・インテリアプロダクト・眼鏡の開発から販売まで行う。秋田新幹線、北陸新幹線、豪華列車「トランスイート四季島」など次々に手掛ける。