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オフィス移転時の備品や家具の廃棄

オフィス移転 2022-08-17
オフィス移転時の備品や家具の廃棄

PICK UP

この記事のポイント

  • オフィスの不用品は産業廃棄物
  • 廃棄物を専門業者様に依頼する際の注意点
  • 不用品処分の内訳
  • 不用品の買い取りを検討する
  • 廃棄処分とリサイクルを組み合わせて賢く処分する

オフィス移転時は、引っ越し費用や原状回復費用の他に不用品の廃棄費用についても考えておかなければいけません。

移転時に出る不用品の処分はどれくらい費用がかかるのか、イメージできない部分も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、オフィスから出る不用品の処分や処理の方法、かかる費用について解説します。
注意点や必要な作業についてもご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

オフィスの不用品は産業廃棄物

オフィスから出る不用品は、多くが「産業廃棄物」となります。

デスクなどのオフィス家具も、家庭から出る粗大ごみと同じように処分することはできません。
専門業者様に引き取りを依頼するか、直接処理場に持ち込む必要があります。

しかし、企業が自ら処理場に持ち込んで適切に処理するというのは、あまり現実的ではありません。
オフィスの不用品廃棄に詳しいオフィス移転の業者様に依頼するのがスムーズでしょう。

廃棄物を専門業者様に依頼する際の注意点

産業廃棄物は、処分すると環境に大きな影響を与えます。
そのため、産業廃棄物の収集・運搬・処理は、許可を得ている業者様に委託しなければなりません。

不用品を処分する専門業者様に依頼する際の、注意したいポイントをいくつかご紹介します。

認可を持っているか確認する

産業廃棄物の処理や運搬をするには、産業廃棄物処理業の認可が必要です。

トラブルに発展しないように、必ず認可を取得している専門業者様に依頼するようにしましょう。

環境省でも、オフィスの不用品の廃棄は産業廃棄物処理業者に依頼することを推奨しています。
廃棄物の取り扱いのマニュアルを提示しているので、専門業者様に依頼する前に目を通しておくとよいでしょう。

マニフェストの交付

産業廃棄物の処理や運搬には、「マニフェスト」という管理票の交付が必要です。
ただ、廃棄物を出した事業者様が発行するのは難しく、一般的には処分を委託された専門業者様が
作成代行するケースがほとんどです。

専門業者様に依頼する際は、マニフェストの作成を代行してくれるかどうかも確認した上で依頼するようにしましょう。

機密情報の処理に対応してくれるかどうか

書類やパソコンなどの機密情報に関わるものを処分する場合は、データ削除などに対応してくれる
専門業者様に依頼をしましょう。

機密書類の溶解やパソコンの初期化・データ削除を確実に行ってくれる、信頼できる業者様を選んでください。

大切な会社の情報や顧客様のデータが漏洩しないよう、機密情報に関わるものは慎重に処分しましょう。

不用品処分の内訳

オフィス移転時に伴う廃棄には、どのようなものがあるのでしょうか。廃棄処分の内訳をみていきましょう。

オフィスの廃棄物処分の内訳

・基本料金
・回収品ごとの料金
・車両代
・人件費
・養生などの雑費
 
車両代はトラックの大きさで金額が変わります。

廃棄作業を行う作業員の人件費も、廃棄物処分の費用に含まれます。
処分する備品や家具が多いと作業する人員も増えるので、費用が高額になる可能性があります。

また、基本料金にもかかわることですが、人件費は夜間より日中作業のほうが抑えられます。

夜間は廃棄作業の料金が割高の設定にしている業者様が多いので、日中に作業をお願いしたほうが費用が削減できるでしょう。

養生とは、回収品に傷を付けないために使う保護テープ・シートのことです。

回収品のみならず、ドアやエレベーターなどもカバーして傷や汚れが付くのを防ぎます。
カバーする場所によって金額は異なります。

オフィス家具や機器の回収について

不要な回収品とは、以下のようなものがあります。

・オフィスチェア
・オフィスデスク
・会議用テーブル
・パーテーション
・A3コピー機
・業務用シュレッダー

オフィス家具については、重さや台数あたりで金額を決めているところもあります。
一概には言えませんが、回収金額は機械よりもリーズナブルでしょう。しかし、数が多いとその分高額になります。

台数が多い場合は数社で見積もりを取り、比較検討されることをお勧めします。
可能であれば、見積もりの際に下見をしてもらうと確実です。

電化製品は、大きさや重さで廃棄に掛かる費用に差が出ます。
コピー機の場合、フィニッシャー(自動でホチキス止めをしてくれるオプション装置)の有無でも費用が変わります。

不用品の買い取りを検討する

不用品は、リユースショップやリサイクルショップで買い取りをしてもらう方法もあります。
買い取りが可能であれば、高額になりがちな廃棄費用を削減することができます。

ただし、状態が良くても買い取ってもらえないケースもあります。

判断に迷ったときは業者様に確認してもらい、買い取ってもらえない場合は廃棄処分を検討しましょう。

買い取ってもらいやすいオフィス家具とは

一般のオフィス家具は、製造年が新しく、汚れや破損が少ない状態なら買い取ってもらいやすいです。

また、買い取り可能なオフィス家具とは、再販できる状態の家具です。
具体的には、次のような条件に当てはまる家具です。

・状態が綺麗で使用年数が短い
・有名ブランド、人気ブランドのオフィス家具
・買い取り点数が多い
 
状態が綺麗で使用年数が短い備品、有名ブランド品や人気ブランド品は買い取ってもらいやすいです。

買い取り業者様に、再販できる可能性が高いと判断されるからです。
ただし、状態が良くてもクリーニングや修繕が必要になる場合は、査定額が下がる場合もあります。

また、オフィス家具は1点だけよりも、まとめて複数点を売却したほうが高値になることがあります。

買い取り業者様にとって、家具1点だけをわざわざ出張買い取りに行くのは負担がかかるためです。
1点ずつ売るのではなく、一度にまとまった台数を売却するのがお勧めです。

買い取ってもらうショップ選びも重要

壊れているものや型が古いものは、買い取ってもらえないケースが多いです。
しかし、整備できるショップなら、壊れていても買い取ってもらえる可能性があります。
ショップによって、同じものでも再販価値は変わるのです。

整備して再販してくれる可能性が高いのは、専門性の高いショップです。
例えば、コピー機ならOA機器のリユース専門店、オフィス家具なら家具のリユース専門店に依頼をすると、買い取り金額が付く場合があります。

専門店であれば、整備する技術力があり、かつその製品を必要とするユーザーに届く販売ルートを持っているケースが多いからです。

廃棄処分とリサイクルを組み合わせて賢く処分する

オフィス移転時の備品や家具の廃棄について解説しました。

オフィス移転時の廃棄物は、専門業者様に依頼して処分するようにしましょう。
OA機器などは情報漏洩のリスクもあるので、業者様選びは慎重に行ってください。

また、使えるものは処分する前に売却を検討するのも一つの方法です。
買い取ってもらえれば、廃棄処分品の量を減らして費用を抑えることができます。
売却利益を廃棄処分にかかる費用に充てることもできるでしょう。

買い取りサービスを利用して、廃棄物を賢く処分しましょう。

ミライズワークスではこれまでの実績を基に、オフィス家具や備品の適切な廃棄方法をご提案します。

廃棄に伴うマニフェストや証明書の発行、買い取りのご提案もいたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

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